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屋根・外壁塗装工事(近江八幡市・H様邸)①

公開日 2023年2月20日(月) 最終更新日 2023年3月8日(水)

近江八幡市にある屋根・外壁リフォーム専門店 ジェイジェイエフです。

スタッフブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。

 

本記事では先日工事させて頂きました屋根・外壁塗装工事のご紹介をさせて頂きます。

 

 

以前から外壁の一部がめくれており、それを気にされておられたお施主様。15年程前に塗装をされていたのですが、そろそろ再塗装の頃かと考えておられました。

 

そんなときにちょうどジェイジェイエフのチラシをご覧になられ、お問合せを頂きました。

またタイミングよく近江八幡市のリフォーム補助金の申請期間でもあり、本格的に塗装工事のご検討を進められました。

 

事前調査・お家診断

お問合せを頂いた後、お家の診断にお伺い致しました。

その際 (施工前)のお写真がこちらです。

経年による劣化は見られますが、基材そのものは大きな破損等は見られませんでした。

 

お施主様が気にされていためくれ箇所がこちらです。

 

塗膜だけのめくれではなく、基材の表面も少しめくれている状態です。このままの状態が長く続くとここから浸水が進み、どんどんめくれが進行し、最終的には内部まで腐食等が進行する心配も御座います。

 

ただこちらのお客様のお家におかれましてはまだそこまでの心配はありませんでしたので、すぐにメンテナンスを行えばまだ良い状態を保って頂けるものでした。

 

 

 

上記写真のように塗膜の劣化のサインであるチョーキング現象も多く発生しておりましたので、施主様が考えられていた通り、再塗装の時期にきている状況でした。

 

その旨を診断の結果と一緒に施主様にご報告致しましたら、ご納得頂き塗装工事をさせて頂く方向で話が進んでいきました。

 

打合せ

工事の時期は塗装の最適なシーズンである秋ごろを目途に段取りし、配色のお打ち合わせ等を工事に向けて進めていきました。

前回の塗装では元々の色味を新しく塗る原状復帰に近い塗装をされたとのことでしたが、今回はお家の雰囲気も変えられたいとのことで御座いました。

 

ご主人様の好きな色が緑なので、緑を使いたいとは漠然と考えられており、塗装をされることが決まってから、他のお宅も見ながらどんな感じの色がいいかを検討されていたそうです。

 

ジェイジェイエフのショールームにも何度か足を運んでくださり、サンプル帳をご覧になりながら考えておられました。

色に関しては基本的にはお客様のお好みを最優先して頂ければと思いますが、遮熱性能が色の明るさによって変わるのでその点はお話させて頂きました。

またサンプル帳を参考にご検討して頂くのですが、照明の加減で色の見え方が変わるので、実際に外で晴れの時と曇りの時で見てもらうことを推奨しております。

 

その後こちらのお客様におかれましては、屋根の色は濃い目の緑、それと同じ色を幕板に塗ることまでは決定し、外壁の色をクリームがかった白か若干緑がかった白で最終お悩みで御座いました。

 

そこでその2色のシミュレーションを作成し比較して頂きましたところ、緑がかった白にて最終決定致しました!

決定した配色は全体的にバランスの取れた素敵なものだと私も感じ、塗装が楽しみになりました。

 

工事の着工は9月の末頃、順当に進めば2週間程で完工の予定でした。

天気の影響も受けやすい工事なので、予備日も含めておおよそ3週間程の工期を見込みます。

 

工事開始

まずは足場の設置です。

作業をするにあたり必要不可欠なものです。養生シートや階段、ステップ(踏板)等、職人さんが安全に作業できるように設置することが大切です。

お施主様には家の周りの荷物等を移動して頂いたり、日当たりが悪くなってしまったりとご迷惑をお掛けしてしまう点もありますので、ご協力は欠かせません。

 

足場設置後は高圧洗浄を行います。表面の汚れやほこり、古い塗膜等を落とす作業です。

これらの汚れが残った状態で塗装をしてしまうと充分な密着性が発揮されず剥がれなどの施工不良の原因となってしまいます。その為綺麗に洗うことが大切です。

 

 

次の作業はコーキング工事です。

コーキングとは外壁の目地箇所やサッシまわりに充填されるものでして、防水機能、緩衝機能の役割を果たします。

経年劣化により硬化してしまい、その役割を充分に果たすことができないので、塗装のタイミングで打ち替えや増し打ちを行いメンテナンスすることが一般的です。

サッシまわりは打ち替え作業を行うと、旧コーキング撤去時に壁内の防水シートを傷つけてしまうリスクが高いので増し打ち、外壁目地については打ち替えで本件は作業させて頂きました。

旧コーキングを撤去中の写真です。

撤去後、養生、下塗りし新しいコーキングを充填します。

 

全箇所コーキングを打ち終えれば作業は完了ですが、乾燥期間をしっかり設けることも大切です。

材料にもよりますが、一般的には3日から1週間ほどです。

乾燥期間を充分設けず塗装してしまうとコーキングの防水性能が充分に発揮されない可能性や、はがれてしまうことに繋がります。

 

 

コーキングの乾燥後、塗装工程に入っていきます。

使用させて頂きました塗料はこちらです。

屋根下塗材:サーモテックシーラー(アステックペイント)

屋根上塗材:スーパーシャネツサーモSi(アステックペイント)

外壁下塗材:エポパワーシーラー(アステックペイント)

外壁上塗材:超低汚染リファインSi(アステックペイント)

 

遮熱性・低汚染性に優れた塗料ですので、綺麗になることはもちろん、機能性もアップしお家を長く美しく護ります!

 

塗装工程最初の作業は屋根の下塗作業です。

 

作業中、作業後の写真です。

下塗りは基材と上塗り材の密着性を高める役割を果たします。そして基材が劣化していると塗料を吸い込みやすくなり、充分な機能を発揮できないことがあるため、その吸い込みを抑える効果も御座います。

またこちらの下塗り材にはそのものに遮熱性も御座います。

下塗りに関してもコーキングと同様に乾燥時間を守ることが大切です。材料によって異なりますが、3時間以上が目安となります。

 

 

続いての工程が中塗り作業です。

上塗り材の1回目の塗装のことを中塗りと言います。お家の塗装では3回塗りが一般的なのですが、その2回目の塗装なので中塗りです。

この中塗り作業ではどうしてもムラができてしまい、塗料の充分な機能を果たすことができません。

その為、上塗りを2回に分けて行い、綺麗にムラなく仕上げ、塗料の機能が発揮できるようにします。

 

 

中塗り後、乾燥したら上塗りの工程です。先述した通り、こうすることでムラなく綺麗に仕上がります。

 

またこの間の乾燥期間もしっかり守ることが当然ながら大切です。

ジェイジェイエフでは基本的に中塗り後、次の日以降に上塗り工程に入ります。

 

こちらのお客様の屋根の仕上がりは上記写真の通りとても綺麗に塗装できました。

濃いめの緑がとてもいい感じに映えてます。

 

さて屋根塗装に続いて、外壁塗装の工程に入っていきますが、外壁塗装の工程以降は次の記事で紹介致します。

全体の工程でいうとおおよそこの辺りで半分くらい完了です。こちらのお客様の工事に関しては天候も良い日が続き順調に進みましたので1週間でこの工程くらいが完了しました。

 

それでは次回の記事では外壁塗装以降の工程について記して参ります。

お読み頂き誠にありがとうございます!

 

気になる点をもっと詳しく聞きたいという方は、ぜひお気軽にお申し付けください。

ご相談・お見積もりは無料で行っております。

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